市役所の一室で月1回開かれる「熱海短歌教室」に通っている。
先生は歌集も何冊か出し、時には短歌誌の表紙にも名前が載るほどの中堅の歌人である。
参加者は男女20人くらいで50代以上の年寄りが多い。中には短歌の結社に入っている人もいるようだ。
私自身は短歌にはまったく素養がない。子供時代から就職して家を出るまで、我が家では家族で百人一首の歌留多とりをよくやっていた。それだけが歌との縁である。歌留多とりでは上の句からいきなり下の句に飛んで取り札を探すので、2句、3句目は覚えてもいないのである。
近作
米寿とよこれより先の病名はなべて老衰なりと知るべし
先生の評がどうだったか忘れた。
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